第2993号 【 犬猫飼育の免許制 】正直、この業界だけは“拡大”して欲しくない。。。
「2014年度に国内で販売されるなどして流通した犬猫の数は約75万匹で、
その約3%にあたる2万3千匹余りが流通過程で死んでいたことが、
朝日新聞とAERAの調査でわかった」(朝日新聞 2015.09.29)
13年9月に施行された改正動物愛護法で、繁殖業者やペットショップなどに
提出が義務付けられた「犬猫等販売業者定期報告届出書」の
13年度分(9月施行のため原則的に同月以降の7カ月分)と
14年度分を独自に集計した結果、判明したそうです。
本日の日経新聞にあるホームセンターの「ペットショップ事業拡大」の
記事があり、とても気になりました。流通過程だけではなく、
毎年多くの犬猫が殺処分されております。
個人的な意見ですが、ペット業界の生体を扱う事業だけは
拡大して欲しくないと願います。
そこで、こんな制度を設けてはどうでしょう。
これくらいの覚悟がなければ、飼ってはいけないと思います。
▼【 犬猫飼育の「受講証(免許制)」 】
●ペットショップで犬猫を買う場合、地域の動物保護センターで
講義を受けた「受講証(免許制)」がないと買えない(販売していけない)
という制度はいかがでしょう。
●講義の内容は、ペットの飼い方やしつけの仕方を教わり、
なおかつ、現状の捨て犬や捨て猫の殺処分についても学びます。
自動車教習所で事故の悲惨さを学ぶことと同じです。
●犬を飼いたい世帯の一人以上(受講者は18歳以上)に
受講義務が課せられます。受講料は有料とし、1000円程度(仮)。
徴収した受講料は、動物保護センターの運営に使われます。
●飼い主にとっては大きな負担になりますが、
犬猫を10年以上飼うわけですから、
これくらいの覚悟はほしいです。
●また、この「受講証(免許制)」には、もう一つの狙いがあります。
●それは、動物保護センターへ講義を受けに行き、
そこで保護されている犬猫と接することで、
飼い主になってくれないか、と期待です。
そうすれば殺処分される犬猫が少しでも減ります。
●きっと業界の反発や抜け道を考える業者も出てくると思いますが、
国・自治体の英断を期待したいです。
●ちなみに我が家の愛犬は保護された犬ですが、
家族の一員として本当に可愛いです。
★アイデアコンセプト★『 免許制 』