第2939号 【 擬似体験キット 食中毒編 】五感で感じてこそ、経験になる。
今年の梅雨は例年になく(?)、梅雨らしい梅雨ですね。。。
(雨の影響で次男の野球大会が延期されると後々のスケジュールが心配です…)
さて、梅雨時期から夏場や秋にかけて、細菌が繁殖しやすい時期です。
食中毒はただの腹痛だけで済まないことも多く、命に関わることもあります。
そこで、抗菌・無菌が当たり前の日本において、
子供の時こそ、こんな学習体験が必要ではないでしょうか?
実際、「腐った物を食べてはいけない」と言われても、
腐った物がわからないと思います。
▼【 擬似体験キット 食中毒編 】
●「腐った物」を擬似体験する学習キット。
小学生の家庭科の時間を使い、「腐った物」を食べてみて、
味を知ることが目的。
●もちろん、試食する食材は腐ってはいません。
味(味覚)だけを体験できるよう調味料を使って再現します。
食材はご飯(お米)や汁物、野菜などに特別な調味料をふりかけ、
先生「いつもの味よりちょっと酸っぱい感じがしたら、
すぐに食べるのをやめ、臭いを嗅いでみます」
味覚だけでなく、臭い(嗅覚)も再現します。そして、
先生「よく見ると糸を引いていませんか?」
視覚でも体験します。
こんな体験をして食中毒を防ぐ「3原則」を教えてます。
●ある料理研究家によると、食中毒を防ぐ3原則とは、
「細菌を付けず・増やさず・殺す」そうです。
●この方法を体験を通じて子供に授業で教えます。
子供は学校で学んだことを家庭で母親に教えてます。
(子供は自分が知ったことを嬉しそうに話すので、
子供→親の方が効果的です)
●「自分の身は自分で守る」
こんな体験こそ学校で必要で、子供たちも喜んで取り組むと思います。
●我が家の次男が通う小学校では、授業で水泳が始まると、
「着衣泳」を体験します。実際、役に立つがどうかは別にして、
服を着て泳ぐと裸の時と違うという経験が大切です。
●また「着衣泳」をしたことを家で楽そうに話すので、
親もまた“擬似体験”になります。
●細菌を寄せ付けないことも大事ですが、
生きていたら避けられないと思います。
そんな時、五感を通じて経験したことが役に立つと思います。
●食品メーカーの方、ぜひ安全な“食中毒体験キット”を開発してください。
★アイデアコンセプト★『 学習は五感を通じて 』