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第2556号  机・イスは何に使える? ~ 「工夫」のための「調べる」が大切 ~

【企画公開日】2013 .11. 14.(木)

こんな商品を見つけました。

「避難所用間仕切りを学校間仕切りの中に収納しました」(文化シャッター)

「学校間仕切り」とは、教室と廊下を仕切る壁のことで、平常時は、
この壁の中に避難所で使う間仕切りを収納できるそうです。

素晴らしいアイデアですね!

全国の公立学校の約9割が避難所に指定されているそうで、
地震だけでなく、台風や水害など、さまざまな自然災害で
学校が避難所として使われることが予想されます。

そこで、こんな授業アイデアがヒラメキました。
ポイントは、「工夫」するには「実態調査」が欠かせず、
この「調べる」が勉強になります。

▼『机・イスは何に使える?』

●子どもたちにこんな問いかけをします。

「もし、学校が避難所になった時、
 君たちが使っている『机』や『イス』は、
 避難所生活で何に使えるだろうか?」

●子どもたちは机やイスを眺めながら考えます。
しかし、避難所生活をしたことのない子どもたちには、
まるでアイデアが浮かびません。

●そこで、1人の子どもが手を挙げて言いました。

子「先生、避難所生活がどんな生活なのか、
  わかりません。調べてみたいです」

そう、これが大事。

●工夫する(相手のために考える)には、その対象について
調査することがとても重要になります。

●子どもたちは、まず避難所生活でどのような苦労や不便があるか、
調べます。そして、その苦労や不便を解消するために
「机」や「イス」をどうやって使うか考えます。

●アイデアを発想する時は、「不可能」だとか、「現実的でない」とか、
そういう考えは取っ払います。あくまでも自由に考えます。

●すると、こんなことを言い出す子どもがいるかもしれません。

子「先生、机やイスだけでは足りません。
  教室に掛かっているカーテンも使っていいですか?」

発想は広がってきましたね!
アイデアの狙いが、「避難所生活に役立つ使い方」なので、
「机」や「イス」以外にも、学校にあるモノなら、
何を使ってもいいのです。

子「体育で使うボールは?」
子「階段も半分ずつに分けたら?」
子「配膳台も使えそう!」

●不謹慎かもしれませんが、「工夫には楽しく、面白く」が大切。
一生懸命に避難所生活について考えるからこそ、生まれる発想です。

●こんなアイデアを学年ごとに毎年蓄積していけば、
いざという時、役に立つかもしれません。

●また、全国の学校で共有してはいかがでしょう。

   『 あるものを活かす発想 』

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コジマの出版本

「儲けのヒントはこの本から盗みなさい!」二カ国(韓国・台湾)に翻訳出版されました。

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