第2191号 ミステリー?コラボ発想塾 ~ アイデアは捻り出してこそ、生まれる ~
「考えて、考えて、さらに、考えて」
ユニークなアイデア商品を連発する企業の社長が語っていた言葉。
私も同感。「ひらめく」という言葉が“誤解”を招いていると思います。
正確には、「捻り出す」に近い。いや、「搾り出す」と言うべきか…。
さて、企画力やアイデア力をテーマにしたセミナーも多数あると思いますが、
私もこんな「アイデアセミナー」を考えてみました。
予備知識がない方が、エキサイティングなアイデアが生まれます。
▼『ミステリー?コラボ発想塾』
●各企業2名1組で参加します。
参加企業には同業種はいません。すべて異業種です。
●セミナーが始まる前に、席決めをします。
1テーブルに2組4人(1グループ)が座ります。
●席決めは「くじ」。※今回は、席番を引きます。
企業の代表者がくじを引き、引いた席番に座ります。
●くじが引き終わると、各テーブルには…
Aテーブル…「コンビニ」と「旅館」
Bテーブル…「IT企業」と「介護施設」
Cテーブル…「ドラックストア」と「葬儀会社」
Dテーブル…「リサイクル店」と「学習塾」
Eテーブル…「結婚式場」と「農場」
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などなど、さまざまな組み合わせのテーブル(グループ)ができました。
もちろん、各企業の担当者は、初対面。恐らく、
一緒に仕事もしたことがないでしょう。
●そんなグループごとで、下記の課題に取り組みます。
【1】新商品・新サービス開発
…各企業(業界)の特長を活かした新サービスや新商品を企画します。
【2】【1】の広告・販促展開
…【1】で考えた商品・サービスの告知やPR方法を考えます。
●制限時間が来ましたら、各テーブルごとに発表します。
その日、突然“出会った”コラボ相手と一緒に
相手(業種)の特長をヒアリングして、懸命にアイデアを搾り出す。
(自分の脳の中の)持ち合わせた情報だけを駆使するので、
非常に頭を使い、企画力の向上につながります。
いかがですか?
●きっと考えるだけでなく、セミナー後半のプレゼンを聴くだけでも
とても面白いと思います。
●ありえない組み合わせほど、発想の飛躍ができ、
自社へ活かせる企画が生まれるかもしれませんよ。
●セミナー参加者は、ぜひ、自社に戻ったら、
再度プレゼンするといいかもしれませんね。
***企画の一番搾り***