みんなの企画部

2593

メールマガジン
登録 解除 メルマガ

07リサーチ企画

タグ

この記事を印刷する メールマガジンを購読する

,

第2516号 「買い物補助員」実は裏の顔は… ~ 数字に表れない情報が大事 ~

【企画公開日】2013 .9. 13.(金)

今、「ビッグデータ」と呼ばれる大規模なデータの収集やその解析が
注目されていますが、それでも日常の行動の一部でしかありません。

小売の現場では、売れたデータも大切ですが、
「商品を手に取ったけど買わなかった理由」の方が知りたいと思います。

商品の魅力が伝わっていないのか、見難かったのか、
価格が高かったのか、産地が気になったのか。

中小店舗ではビッグデータの活用は現実的ではありません。
そこで、こんなサービスを設けてみてはいかがでしょう。
このサービスには、表の顔と裏の顔があります。

▼『「買い物補助員」実は裏の顔は…』

●例えば、食品スーパー。

●店舗入口の買い物カゴ置き場で店員さんが数人立って、
お客様から声を掛けられるのを待ちます。

お客様から「お願いします」と声を掛けられれば、
お客様の後を買い物カートを押しながら付いていきます。

そう、この店員さんは、「買い物補助員」です。

●主に高齢者や赤ちゃんを連れたお母さん、大量に商品を買う方、
お米など重い商品を買う方などの利用を想定します。
※基本的には、誰でも利用可能です。

●この「買い物補助員」は、基本的に商品のセールスはしません。
聞かれたことはお答えしますが、お客様にそっと付き添って、
お買い物のお手伝いをします。

●しかし、この「買い物補助員」は表の顔で、実は裏の顔もあります。
それが、「購買行動観察員」です。
お客様の店内における購買行動を観察します。

◎お客様は最初にどの売り場に向かうのか?
◎どのように目を配りながら商品を手に取るのか?
◎手に取った商品で買わない商品はあったか?
◎キャンペーンPOPには目が行っているのか?
◎店内をどのルートで回るのか?
◎レジで待っている時は何をしているのか?

など。

●「買い物補助員」はお手伝いが終わり、お客様を送り出した後、
調査票に書き込みます。※書き込む場所はお客様に見えない店舗裏側です。

書き込みが終わると、再び、店頭に立ち、
お客様から声がかかるのを待ちます。

●このサービスのメリットは、お客様の満足度アップのほか、
堂々とお客様の購買行動が観察できる点もあります。

●また、この「買い物補助員」は、専任を設けるより、
店員さんが当番制で誰もが担当した方がスタッフ教育にも
なると思います。「買い物する側」の立場に立って、
お店が見れるのですから。

●数字のデータには、お客様の本音は表れません。
お客様に寄り添い、会話をし、心を通わせてこそ、
見えてくると思います。

●高額な調査費で外部機関にお願いするより、
店員さんを2、3人「買い物補助員」用に増やす方が
余程低コストでできます。

       ***企画の一番搾り***

   『 現場に出てお客様を観よう 』

この記事を印刷する プリントプレビュー

コジマの出版本

「儲けのヒントはこの本から盗みなさい!」二カ国(韓国・台湾)に翻訳出版されました。

LINEで策略会議