第3013号 【 C.I.F 】これからのカメラマンは隠し上手に。
「プロポーズの瞬間記録」
ユニークな商品を見つけました。カメラ付き指輪ケース。
何に使うのかは、冒頭のキャッチでお分かりだと思います。
携帯電話にカメラが搭載されてから撮られることに慣れたとはいえ、
やっぱりカメラを向けられると身構えるし、うんざりすることも。。。
こんな隠し撮りも悪意がなければ「気遣い撮影」としていいと思います。
そこで、こんなサービスはいかがでしょう。
これからの腕のいいカメラマンは、
「いつ撮ったかわからない」ことが必須?
▼【 C.I.F(camera in flower) 】
●例えば、卒業式。我が子が校長先生から卒業証書を受け取る時の表情を
見たい親御さんはいるでしょう。
●しかし、いくら気配をなくすカメラマンとはいえ、
校長先生の後ろでカメラを構えていては、生徒も身構えるし、
式としての厳粛さに欠けます。
●そこで、校長先生の後ろ(または横)に大きなお花を置き、
その花の中にカメラを隠して撮影するのはいかがでしょう。
●カメラは遠隔で角度や望遠も操作できるタイプで、
舞台裏からモニターを見ながら、シャッターチャンスを伺います。
さらに、会場各所に花を置き、その中にもカメラを設置し、
いろいろな場面や角度からも撮影します。
●これならカメラマンが会場中をウロウロする必要もなく、
式の進行も妨げません。超望遠レンズで撮る方法もありますが、
やはり寄りの撮影の方が臨場感が違います。障害物も気になりません。
●この方法は結婚式でも活用できます。結婚式こそ撮影したいシーンですが、
カメラマンがウロウロするのはどうも好きじゃありません。
撮影のために進行を止めるのもどうかと思います。
●ほぼ進行表通りに進むため、予め撮影の瞬間や場所はわかるため、
よりカメラを設置(花の中)しやすくなります。
●子供の運動会で競技をしている子供の応援というよりは、
撮影に没頭する親たちをみて、可笑しな風景だなぁと感じます。
●高性能で小型化しているカメラを本来の演出を妨げないように
いかにさりげなく撮影する手段として活かしてはいかがでしょう。
これからのカメラマンは“隠し上手”も売りになるかもしれません。
※もちろん、許可を得ない「盗撮」は厳禁です。
★アイデアコンセプト★『 次元の違う強みを持つ 』