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第1998号 津波避難ビルの運営 ~ 長い目で見ると“経営”感覚が必要~

【企画公開日】2011 .7. 5.(火)

国土交通省は、地域住民が津波から逃げるために避難しやすい一定の構造上の強度を
持つ中高層の「津波避難ビル」の整備に乗り出す。

【津波避難ビル】津波による浸水が予想され、高台への避難に時間がかかる平野部や、
背後に急な山などが迫る海岸集落で、堅固な中高層ビルを一時的な避難施設として
市町村が指定する。(日経2011.07.05)

本日は、このテーマで企画を考えてみました。
私が考えたポイントは、『地元に親しまれる施設』であること。

▼『津波避難ビルの運営』

私は「津波避難ビル」の整備に伴い、この施設に必要な要素として、
『地元に親しまれる施設』であると考えました。

理由1…万が一の時(気が動転している時)にすぐに「あっ、あそこだ!」と
真っ先に思いつくくらい記憶に定着していること。

理由2…新設したり、整備はしたものの、それ以降、まったくメンテナンスされず、
ほったらかしにならないこと。津波の到来は、いつくるかわかりません。

●理由1では、国や自治体が造った施設の中には、地元住民でもまったく存在も
利用方法も知らない物が少なくなく、それでは万が一の時も役に立ちません。

●また、理由2では、いつ襲ってくる非常時のために、ただ定期的なメンテナンスだけを
永遠としていてはコストがかかるだけで、そのうち経費削減でほったらかしになりかねません。

●そこで、沿岸地域の高台(中高層ビル)という利点を活用して、
地元住人に開放し(運営を委託し)、いろいろな活用法を考えてみてはどうでしょう。

《活用事例》
◎夏はビアガーデン、冬は星空観測。眺望は最高で、周りに遮る物や灯かりもありません。
観光資源としても充分に魅力的です。

◎小規模の屋外コンサートやイベント施設として利用。キャンプは山でするものですが、
海の見える見晴らしのいい高台でするのもいかがでしょう。

●つまり、平常時は、地元の人や観光客が楽しんで使える施設として整備いたします。

その施設で得た利益は、屋上に「避難用具(テントや食糧、防寒具)」を入れる倉庫を
備えたり、電源施設・貯水浄水施設を設けたりと、2、3日大勢の方が避難生活ができる備えを
するために使います。

●これらの備えを定期的にメンテナンスするためにも、施設を活用した「避難生活」スクールや
啓蒙イベントも欠かせません。イベント時は、倉庫の備品を交換利用する条件があっても
いいと思います。そうすれば、常に新しい避難用具が備えられます。

●「津波避難ビル」の1階にシールを貼って避難施設であることをPRするそうですが、
それだけでは人の記憶に残りません。造りっぱなしにしないためにも、平常時の活用方法に
知恵を絞る必要があると思います。

***企画の一番搾り***

『 万が一の備えは、日頃の活用から 』

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コジマの出版本

「儲けのヒントはこの本から盗みなさい!」二カ国(韓国・台湾)に翻訳出版されました。

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