みんなの企画部

2593

メールマガジン
登録 解除 メルマガ

09プラスアルファサービス企画

タグ

この記事を印刷する メールマガジンを購読する

, ,

第1475号 植物工場ディスプレイ ~デザイン化で日常化~

【企画公開日】2009 .4. 9.(木)

大学は農学部でした。私の卒論のテーマは、
「移動光源による水耕栽培の省電力化」でした。

当時(20年前)の水耕栽培のネックは照明の電気料でした。
それをいかに減らすかが、大きな課題。そのため、固定光源ではなく、
省電力のモーターで光源を移動させ、ライトの数を減らしながら、
栽培に適した環境を作ることが研究テーマでした。

今、無農薬で栽培できる水耕栽培に脚光が浴びています。
照明など技術革新も進み、低コスト化も実現しています。

そこで、こんな方法でも可能ではないかと考えてみました。
デザイン化で日常化です。

▼『植物工場ディスプレイ』

出張先へ向かう途中、地下街を歩いていました。
すると、遠くに特別明るい壁を発見しました。

近くまで寄ってみると、なんと水耕栽培でほうれん草が
育ててあるではありませんか! 壁面を上手に利用して、
水耕栽培が実現しています。

すごいなぁ~と思いながら眺めていると、
ほうれん草に小さなタグが付いています。

なんだろう、と目を凝らしてみると、

 —————————–
  ご予約中 出荷予定○月○日
 —————————–

とある。あまりに凝視している私を見て、この“壁面植物工場”を
管理しているスタッフが近寄ってきました。私はすかさず、

私「これは全部予約販売ですか?」
ス「はい、そうです。すぐに予約でいっぱいになりますよ」

地下街ということで人通りも多く、いつも不思議そうに眺めている方が
興味津々で予約されるという。

スーパーで買うより高めではありますが、無害・無農薬環境で
栽培された野菜を一度食べたいと思うのでしょう。

ス「毎日眺めていると、かわいくも感じるそうですよ」

確かに。毎日通勤途中に眺めて、
(もうここまで大きくなったか)(一生懸命、伸びているなぁ)
と、つい自分が育てている錯覚にも陥りますね。

業者や飲食店に出荷するには高いが、こういう予約販売なら、
実現しそうです。また、光源の明るさと野菜の緑がデザインとしても
見る人を癒してくれます。

栽培野菜種を工夫して、色とりどりな“壁面”ができると、
より普及しそうですね。

         +++++ 今日の企画一番搾り +++++

         『 デザイン化で、日常化 』

この記事を印刷する プリントプレビュー

コジマの出版本

「儲けのヒントはこの本から盗みなさい!」二カ国(韓国・台湾)に翻訳出版されました。

LINEで策略会議