第3321号 【 家庭内「取説POP」 】商品の箱(パッケージ)は取説よりわかりやすい!
ある50代のエッセイストが新聞で、何年も使っている「プリンター」が、
コピーができるとは思わなかったという趣旨のコラムを書いていました。
プリンターのインクが切れたので交換の仕方を取説で探していたら、
コピーができることを知ったそうです。おそらく複合機でしょうね。
今の商品は多機能だから、毎日のように使っていても
知らない機能がたくさんあるでしょう。スマホなんていい例です。
そこで、機器の主な機能をいつまでも忘れないために
こんなアイデアを思いつきました。意外にアレが役に立つのです。
▼【 家庭内「取説POP」 】
商品には必ず付いてくるアレとは一体何でしょう?
正解は、箱(パッケージ)です。
例えば、家庭用のインクジェットプリンター。
このプリンターの箱の一部を切り取り、プリンターの前に置きます。
切り取った部分は、箱に書かれた「機能一覧」です。
※箱に書かれた「機能一覧」の多くは、イラストでわかりやすく
表示されていて一目でわかります。
この「機能一覧」をプリンターを使う時に邪魔にならない場所に置くことで、
「このプリンターにはこんな機能があります」といつまでも忘れません。
考えてみると、商品の箱には買ってもらいたい情報が
目立つように、さらにわかりやすく載っています。
ひょっとしたら取説よりわかりやすい場合もあります。
そんな情報を買った後に捨ててしまうのはもったいないです!
そのため、箱に切り取り線を入れたり、各機能のイラストに
取説の参照ページを載せて、家庭内「取説POP」として
活用してもらうことを前提に制作してはいかがでしょう。
プリンターならカートリッジの品番も書いてあると助かります。
カスタマーセンターの連絡先があると安心です。
購入日と保証期間が書き込めると便利です。
切り取らなくても箱そのものが変形して、
商品を使う時の便利な台になったら、なおユニーク!
★アイデアコンセプト★『 箱とハサミは使いよう 』