第3234号 【 新車でタクろう! 】従来のような宣伝方法では響きません。
象印マホービンは最上位モデル商品で炊いたご飯を提供する「象印食堂」を
東京都渋谷区の表参道にオープンするそうです。(日経MJ 2016.10.17)
パナソニックも会席料理店と組み、ご飯の食べ比べができる場を設けたそうです。
(同記事)
メーカーの販促も面白くなってきましたね! こういう知恵を出し合い、
競い合うことで市場はより盛り上がると思います。
そこで、最近興味すらなくなってきた自動車について、
こんな販促を考えてみました。
▼【 新車でタクろう! 】
新型車を期間限定で「タクシー」として街中を走ってもらいます。
もちろん、通常のタクシーのように乗車できます。
自動車メーカーは、新型車の発表と同時に
「新型車タクシー」を街中に“投入(走らせます)”します。
高級SUVからハイブリット車、軽自動車まで。
バラエティに富んだタクシーが街中に溢れます。
これだけでも話題になりますよね。
車内にはテレビCMのほか、車内限定に動画も
タブレット端末で観賞することができます。
運よく「新型車タクシー」に乗れた乗客は、
限定キャンペーングッズを手に入れることができ、
友達に自慢することができます!
スポーツタイプの2シーター・クーぺは、
助手席に乗ることができ、
より臨場感が味わえます。
「新型車タクシー」を運転するドライバーは
メーカーが想定する顧客層に近い性別・年齢の方にお願いし、
乗客に聞かれたら答えられる新車情報も学びます。
おそらく法的な規制は色々あると思いますが、
それを乗り越えてこそ、消費者へのインパクトも大きくなります。
「軽自動車のタクシーなんて狭そう」
と思われるかもしれませんが、今の軽自動車は後部座席でも
本当に快適にできていますから、逆に訴求力が高いと思います。
自動車への興味すら薄らいでいる今、メーカー側から歩み寄り
日常の中に入り込んで「体験」できる販促が必要だと思います。
★アイデアコンセプト★『 入り込む販促 』