第3115号 【 交換券付きノベルティ 】タダでも要らないモノでも手に取ってくれる仕組み。
「粗品進呈」と聞いても心踊る人は少ないでしょう。
販促の仕事をしていても「タダでも要らないモノは受け取らない」と
消費者からの声を耳にすると配るだけ無駄だと考えてしまいます。
実際、街頭で配布しているチラシ付き粗品でも
個人的には持ち帰るのが面倒なので手に取らないことが多いです。
しかし、もし、こんな仕組みがあったらいかがでしょう。
とりあえず手に取り、しばらくカバンの中に入れておく可能性が高くなります。
▼【 交換券付きノベルティ 】
●セールやキャンペーンで配布する「粗品」に「景品交換マーク」を付けます。
※マークは企業や店舗の名入れをする際に一緒に入れます。
●この「景品交換マーク」が付いていると、
未開封(未使用)で指定の100円ショップに持っていくと、
「30%(仮)OFF」券に交換してくれます。
●この「30%(仮)OFF」券は交換してくれた100円ショップで
その場で使えます。ただし、適用は1品のみ。
●もし、粗品(景品)が今必要ないモノでも、
「景品交換マーク」が付いていたら受け取りたくなります。
●受け取って、やっぱり必要ないと思ったら、
100円ショップへ行き、「30%(仮)OFF」券に替えます。
●このサービスのメリットは、粗品を配布する企業(店舗)側は
まず広告付き景品をてに取ってくれること。これは販促においてとても大事。
●100円ショップにとっては来店効果があります。
また、ついで買いも期待できます。さらに、ノベルティの販売も
100円ショップを展開する企業が展開したらよりビジネス性が高まります。
●理由は、ノベルティの販売や店舗への誘客だけでなく、
今消費者が欲しいノベルティがわかるから。
必要ない粗品をもってくるわけですから、一目瞭然ですよね。
●割引率は、粗品により変動させてます。
ポケットティッシュで30%OFF(30円引き)は大きすぎますから。
いかがでしょう?
●消費者が要らないと思った粗品でも交換券が付いているなら、
保管しておいて次回100円ショップへ行く時に持っていよう、
と考える消費者もいると思います。
●持っている間は広告効果が期待できますから、
スポンサーにもメリットがあります。
●価値観が多様化した中で、大量配布で消費者の心をつかむのは
難しいですから、こんな“保険”をかけておきます。
★アイデアコンセプト★『 リスクヘッジ 』