第2662号 【 パンフ・ラックでマーケ 】活用しないと“一等地”がもったいないよ。
今朝、駅構内の歩いていて気づいたこと。
旅行代理店前に置かれているパンフレットやラックは、
「北海道」「沖縄」「九州」「東京ディズニーリゾート」など、
行き先ばかりが目立ちます。
確かに旅行に行き先は重要ですが、それだけでしょうか?
別の見方をすると、「商品(行き先)が良ければ買ってくれる」という
売り手側の論理ではないかと私は思いました。
そこで、こんな販促方法はいかがでしょう。
駅構内のあんな一等地をだたのパンフ置き場ではもったいない!
▼【 パンフ・ラックでマーケ 】
●例えば、パンフレットラックのヘッダー部分に
こんなタイトルを付けてはどうでしょう。
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今申し込めば!
★今週末でも、まだ間に合う旅行特集★
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あるいは、
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1泊2日で5万円以内!
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さらには、
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のんびり2人で!
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これもどうでしょう?
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昨年の5月度
最も満足度が高かった旅行ツアーベスト10発表
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●つまり、【時間】【誰と】【料金】【何で行く】など、
5w1Hを活用して訴求してみてはいかがでしょう。
●行き先も大事ですが、こう訴求することで、
「たまたま今週末は時間ができた」
「お小遣いが貯まったから」
「たまには夫婦でゆっくりと」
など、潜在需要が喚起できるかもしれません。
●旅行とはいえ、結構気まぐれに決めることもあると思います。
●さらに、タイトル別にパンフレットがなくなる調査をしてみるのも
貴重なデータになります。極端な話、パンフレットはどれも同じでも
タイトルだけで手に取る確率は全然違います。曜日、時間帯、季節など、
細かく調べたら、面白いデータがとれそうです。
●また、このタイトルがいつも変わっていたり、
ユニークなコピーだったら、だたの通行人だった人でも
そのうち気になるようになり、楽しみになるかもしれませんよ。
●旅行に行きたい人を待つのではなく、旅行に行きたくなる仕掛けを考えてこそ、
本当の商売だと思います。
★企画の一番搾り★『 困った時は5w1H 』