第2618号 【 ご連絡制限保証書 】「これ以上はご連絡いたしません」宣言!
そそられる「資料請求」があります。それは、ある通信教育企業が
資料請求をするともらえる小冊子「正しい学習法」。
まったく勉強に興味を示さないわが息子たちのために…と思いつつ、
その後の「営業」が嫌で、資料請求まで気が進みません。
通信教育に限らず、サプリメントや化粧品も「無料サンプル」が多いですよね。
ビジネスを企画するのが本業の私にとっても
「資料請求」「無料サンプル」「体験入会」などは、
正直、新規顧客獲得の方法の一つですが…。
そこで、思いきってこんな「約束」をしてはどうでしょう?
企業側も覚悟を持てば「後から営業すれば…」という甘さが消えると思います。
▼【 ご連絡制限保証書 】
●何かをネットで申し込みをすると、
《御案内メールを差し上げてもよろしいですか? ○はい ○いいえ》という質問を
よく見かけますが、これはメールに限って言っているだけで、
「後から営業電話はしない」とは言っていません。
現に「個人情報の取り扱いについて」に同意させる文章の中には、
「営業活動に限って使用させていただくことがあります」とありますから。。。
これが嫌なのです!
●だから、思いきって、こうしてはどうでしょう。
例えば、資料請求の広告バナーの下の方にこう載せます。
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★当社は「お断り保証」いたします★
ご希望でない営業電話やメールは一切いたしません。
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資料請求フォームの最後に下記の項目を設けます。
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弊社から情報の送付についてご希望の項目にチェックを入れてください。
□ダイレクトメール
□メールマガジン
□お電話案内
もしくは、
□今回の資料の送付以外、一切の営業はお断りいたします。
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●そして、送付した資料の中にも、一枚こんな用紙を同封します
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【 ご連絡制限保証書 】
今回送付させていただきました「資料」及び「パンフレット」以外は、
今後、お客様からのご要望がない限り、ご連絡及び送付はいたしません。
また、1年以内にご要望がなければ、お客様に関する個人情報は
削除させていただきます。
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いかがでしょう?
やり過ぎでしょうか?
●しかし、これくらい“決意”を示すからこそ、他社との差別化がはかれると思います。
競争が激しいからこそ、圧倒的な差異が必要なのです。資料請求時だけでなく、
その後でも書面で【 ご連絡制限保証書 】を送付することでより印象が残ります。
●また、「資料請求の時の一回切りのアプローチ」だと思えば、より送付する資料にも
気合いも心もこもります。「後から営業電話をすればいい」という甘えが雑な資料になり、
「なんだこんな程度か…」と失望させます。
●企業側が感じている以上に、今消費者は
個人情報の取り扱いを心配しております。
★企画の一番搾り★『 信頼は「決意」から 』