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第1770号 ちょこ食いカップ ~味の宣伝は、目ではなく舌にする~

【企画公開日】2010 .7. 12.(月)

あまり食へのどん欲さがない私は、飲食店に行っても、
コンビニに行っても、牛丼屋さんに行っても、
いつもと同じメニューを食べます。

いつもと違うメニューを注文して失敗を“味わう”くらいなら、
いつもと一緒でいい、と思ってしまうから。

(きっと美味しいモノはたくさんあるのだろうが…)

しかし、まったく興味がないわけではないのです。
そこで、こんな方法で試食の機会をつくってはどう?

▼『ちょこ食いカップ』

お昼の12時になると、隣の席の同僚Aは、急いでオフィスを出て行きました。
そして、10分後、戻ってきました。

A「きょうもゲット!
  きょうはどんなカップかなぁ~」

とAはワクワクしながら、袋の中を覗き込みました。

私「何を買ってきたの? お弁当か?」

A「そう、お弁当なんだけどね、近所のお弁当屋さんは、
  毎日、先着20名には試食カップを入れてくれるんだよ」

私「試食カップ?」

試食カップは、カップアイスより少し小さいサイズのカップに
新商品弁当やおススメ弁当がミニサイズになって詰めてあります。

A「これだよ」

私「お~、いいね。小さいけど、美味しそうじゃん」

A「このサイズがなかなか“曲者”なんだよ。
  一口でたべれるだろう、すると、味が舌に残って、
  次回、注文したくなるんだよ」

私「なるほど、写真や絵で目に訴えるのではなく、“舌”に販促するわけだ」

A「そう、まさに“ハンソク技”なんだけどね。
  試食なんて、どこにでもありそうなんだけど、お弁当屋さんには珍しいよね。
  この次回、割引券も注文したくなる仕掛けなんだよ」

カップの上部には、「30円引き」のシールが貼ってあります。
また、ケータイメールでアンケートも送れます。

●お弁当一つ買って、美味しくなければ苦情になるか、もう買わないか、
もう行かないかになってしまう。しかし、試食(無料)なら、たとえ美味しくなくても
許されます。だから、冒険したメニュー開発だってできます。

●商売で一番怖いのがお客に飽きられること。飽きられないサービスを提供し続けるには、
常に発信しつづけなければいけません。しかも、できるだけコストをかけない方法で。

●だったら、今来てくれているお客に“味見”していただくのが一番。
既存客も喜ぶし、商品開発が積極的にできます。
カップの割引券の利用率で成否がわかります。

●今は何が当たるか、何が流行るか、さっぱり分かりません。
大企業が一生懸命開発したって失敗ばかり。

●小さな失敗ができる環境を自前で作り、トライ&エラーを繰り返して、
市場(お客)を探るしか、方法はありません。

   ***企画の一番搾り***

   『小さな失敗を繰り返す』

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コジマの出版本

「儲けのヒントはこの本から盗みなさい!」二カ国(韓国・台湾)に翻訳出版されました。

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