第1730号 ブラッシュアップゲーム ~あなたの会社は伝わっていません~
お客様には偉そうに、「それでは会社の特徴が伝わりませんよ」
と言うくせに、自社のことを伝えることが苦手。
「ウィッテムって、どんな会社ですか?」
最も言葉に詰まる質問。。。
しかし、苦手なのは私だけでないようです。アイデア朝塾のプリントの
中でも自社のPRを書いてもらう出題では皆さん悪戦苦闘しています。
そこで、こんなゲームをしてみてはいかがでしょう。
難しいですが、収穫の多いゲームです。
▼『ブラッシュアップゲーム』
●ハガキサイズの用紙の片面に50のマス目を印刷し、
下記問いの回答を書いてもらいます。
【問1】御社の会社を小学生の子どもの説明してください。
ただし、下記の2点を説明内容に入れ、文字数は50文字以内。
(1)社会にとって、なぜこの仕事は必要なのか?
(2)誰の役に立っているのか?
そして、裏面に
【問2】御社の業種(得意分野)を書いてください。
さらにその下に、
【問3】御社のサービスや商品など、経営資源を使って、
一般消費者や一般企業が喜ぶ商品・サービスを考えて書いてください。
●参加者に書いてもらったカードを一旦回収し、混ぜます。
これで準備OK!
●ここからがゲームの始まります。
回収したカードから一枚取り出します。
●そして、【問1】の回答を読み上げます。
読み上げた時、その業種を参加者が手を挙げて、早い者順に答えていきます。
●これが簡単のようで意外に難しいのです。
ひょっとしたら、自分が書いたカードを読まれても気づかない場合も。
●当たれば、プレゼント! そう【問3】の商品・サービスを読み上げます。
当たった人が喜んだり、会場が「お~、いいね!」と歓声が上がればOK!
逆に、(そんなの要らないよ)(当たらなくてよかった)という雰囲気になったら、
あなたの商品企画力に問題あり。
●よく名刺にどこにでもある「○○業」と書いている人がいますが、
極めて面白くなく、印象にも残りません。
子どもでもわかることばで噛み砕くことで、自社の業種や得意分野を
見直すことができます。
※質問の(1)(2)について考えてみるだけでもいい機会になります。
●【問3】は、提案力を養う問い。下請けだったり、決まった企業としか
取引をしていない企業も多いですが、それでは将来、安泰とは行きません。
●いろいろな視点に目をむけ、自社の可能性を探るために、
一般消費者向けや、どの業種の企業にでも受け入れられるようなサービスや
商品を考えてみてはいかがでしょう。
●多くの経営者が(このままではいけない)と感じています。
しかし、日々の業務に追われ、先送りになっています。
●たかがゲームですが、あなたが参加している会合などで、
一回試してみてはいかがでしょう。
●自分の仕事を子どもに説明できない人も多いようです。
***企画の一番搾り***
『隣の芝生を見る前に』