第1724号 タイアップ・タイ ~資格市場×自己PR~
「クールビズ」という言葉を耳にすることは数年前に比べて、
とても少なくなりました。しかし、「仕事着」への固定概念がなくなり、
お父さんたちのファッションへの意識を高めたような気もします。
(ファッション性が高まったかどうかはわかりませんが…)
さて、紳士服メーカーが夏用のスーツを相次いで投入しています。
今は「清涼感」に何を+αするかがキーポントだそうです。
丸洗い、伸縮性、消臭。知恵の出しどころですね。
さて、「クールビス」で最も“被害”を被ったのは「ネクタイ」。
私はもともとしていないですが、しない方も増えたのではないでしょうか。
そこで、こんな企画はいかがでしょう。資格市場×自己PR。
▼『タイアップ・タイ』
仕事の打ち合わせで初対面の方と数人会いました。
打ち合わせがまとまり、雑談になった時のこと。
私は正面にいたAさんの“あるところ”が気になり、
思い切って聞いてみました。
私「そのネクタイ、変わったデザインですね」
A「目のつけどころが違いますね(笑)。
実はこのネクタイ、一般には販売していないのです」
私「買えないのですか?」
A「買えるんですが、買うにはある権利が必要なんです」
私「えっ、何ですか?」
A「実は、あの英語試験で800点以上の成績がないと、
買う権利がないのです」
私「へぇ~、そういう制度があるなんて知らなかった!
私は絶対買えませんが…」
A「一般にはあまり知られていませんが、試験を受験した人は、
知っていますよ。だから、このネクタイに気づいた方の多くは、
受験経験がある方です」
私「さりげなく自己PRができますね」
所有する資格を名刺に書く人はいますが、
なかなかPRしたくてもできない場合が多いです。
わざとらしくPRするのは自慢みたいで引かれます。
そんな時、さりげなく相手に知らせる方法としてネクタイってどうでしょう。
(男性限定ですが…)
バッチは会社により社章があるので難しいですし、
わざとらしい。ネクタイがちょうど良さそうです。
ネクタイならオーダーメイドしやすいですし、手ごろな値段で買えます。
資格を主宰している団体が特別なネクタイとして販売します。
格の高い資格ほど、価値が高まりますね。
もちろんデザインも有名なデザイナーに依頼してファッション性も高めます。
こんなネクタイが増えたら、ネクタイへの意識が変わるかもしれませんね。
***企画の一番搾り***
『好き嫌いで次元で戦う』