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第1524号 技術継承学 ~別名マニュアル学~

【企画公開日】2009 .6. 23.(火)

父が仕事をやめて1年が経ちました。父は大手自動車メーカーの
物流会社にいて、全世界の工場で製造される部品の製造から調達を
円滑にするコンピューターシステムを作っていました。

父は物流の現場とシステムの両面を知っているという点で重宝がられ、
定年後は大手商社にヘッドハンドされ、システムの開発と後継者の
育成に力を注いでいました。

「70歳まで現役で」と言われていましたが、
自治会長の順番がきて(田舎は断れず)仕事を辞めました。

辞める時、自らマニュアルを作り、若い部下に置いてきたそうです。
私はインテリジェントビルに本社を構える大企業でさえ、
引継ぎは「本人」任せという現状に少々驚きました。

このような事は農業や林業、伝統工芸の分野でも起きています。
後継者がいないと言われ、日本の技術が失われていく前に
こんな学問が確立できたら、どうでしょう。

▼『技術継承学』

●「技術継承学」は、大きく工業、農・林業、漁業、伝統工芸に別れています。

●主な目的は、スペシャリストの持つ技術をマニュアル化し、
後継者に伝えていくこと。

●「技術継承学」では、

 ◎技術やコツを聞き出すヒアリング能力
 ◎聞いたことを正確に書くライティング能力
 ◎マニュアルを作るための編集能力
 ◎マニュアルを正確に教えるプレゼン能力
 ◎後継者を育成する指導能力 など

を学び、習得します。

●もちろん、伝統工芸に代表される「心」も大切です。
そのため、心技体の面で伝達していきます。

●「技術継承学」を学んだ人は、企業や自治体から技術継承の依頼があると、
現場に出向き、能力を発揮します。

●現在は、技術を持った本人が育成していく、という場合が多く、
とても負担になっていました。

●この負担を少しでも軽減し、スムーズな技術継承を行い、
大切な技術を後世に残していく。

●技術や開発に関する学問と同様に、今後は技術継承に関する学問も
大切になってくるのではないでしょうか。

●一度途絶えたり、失われた技術を復活させるのは容易でありません。

●私の想像ですが、この分野はニッチ市場という規模の小さい市場には思えません。

         +++++ 今日の企画一番搾り +++++

           『 伝える学問 』

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コジマの出版本

「儲けのヒントはこの本から盗みなさい!」二カ国(韓国・台湾)に翻訳出版されました。

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